木六竹八塀十郎/きろくたけはちへいじゅうろう

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【木六竹八塀十郎/きろくたけはちへいじゅうろう 】木は陰暦6月に,竹は8月に切るのが最もよく,塀は10月に塗ると長持ちする,ということだそうな。そして「夜空に月のない時期(旧暦の月末)に伐る木や竹は長持ちする」と言い伝えられ、林業関係者では広く知られてきたらしい。これが「新月の木」。

旧暦の時の話だから、現在だと【木7竹9塀11郎】となるのか? この竹は12月に切ったから、あまり長持はしないのかな。割って塀にでもしないと、きっと隙間から窮屈そうにタケノコが生えてくるだろうに。

これは、材として使うときの切り時で、竹紙(ちくし)にする竹を伐り出す時は6月。伸びすぎたタケノコが皮を脱ぎながら成長した若竹に、はじめての枝が出始める頃だとか。