雪かきと未病


裏庭に富士山

昨日から、再び大雪となる。数日少しばかり融けたのと同じくらい積もる。
半日は雪かきで時間が過ぎる。「きりが有りませんね」などと挨拶代わり。
外に出る決意が出来るまでが大変なのに、一旦出てしまうと途中で止められなくなる。
家の中では冷えきっていた体が徐々に暖まり、汗まで出てくる。左足の痛みもすっかり忘れていた。

痛み

何日も足が痛む。でも病院には行かない。
整形外科に行っても、される事、言われる事、処方される薬、想像がつく。
九割がた間違いない。あとの一割は予期せぬ難病か。。でも、病院は嫌いだ。
自分の体は自分で守るために、知りたいことがたくさん有る。

レントゲン

少し前、ぐあいの悪くなった母を連れて田舎の病院に行きあれこれ検査を受ける。
原因が分からないからと大きい病院へ行くようにと紹介状をくださる。
大きい病院へ行くと、昨日と全く同じ検査を受けさせられる。
レントゲン、小さい病因と大病院とではなにが違うの?
医者に言っても取り合ってくれない。
結局何かよくわからないまま気休めの薬をたくさん処方されて帰る。

未病

要するに、未病ということなのだろうと思う。
足に加えて腰も痛くなった母はほとんど屋外に出る事をしなくなった。
ただ一つの救いは、父の為の3度の食事作りと家事雑務を一人でこなしていると言う事。
ただ、やはり太陽の光を浴びないのは良く無いと、再三外に出るように勧めるのだけれど。

村の年寄り

私の住む村は、ほとんど兼業農家だ。農業を守っているのはお年寄りばかりで
側の畑にも、母と同じくらいのおばあさんが、足を引きずりながら畑にやってくる。
腰が二つに折れたおばあさんが草取りをする姿もよく見かける。
しんどく無いのかと思ったが、自分の足が痛くなってわかったことが有る。
動かない方が余計に悪い。外に出ると気分も晴れる。
自然の中に居ると、やなことも忘れてしまう。

昨日、私は私の未病の為に、吹雪の中の雪かきを処方した。

メモ

長生きしたければ病院に行くな | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

長生きしたければがん検診は受けるな  | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社].

一部抜粋

イギリスの研究チームが、医療用エックス線検査で起こったと考えられるがんを調べたデータがあります。その研究では、日本人のすべてのがんのうち、3.2~4.4%はエックス線検査が原因だと結論づけています。残念ながらこのレポートは、日本では話題にされることはありませんでした。

このことについての詳細記事

低線量放射線被曝とその発ガンリスク(PDF)

今中哲二(京都大学原子炉実験所)科学」2005年9月号掲載