六百年遠諱行事終える

明治四十四年の五百年の時、新調された八十碗の飯碗。最近使った十数個に加えて、大正13年の新聞紙に包まれていたもの、大きな木箱の中の底から出した、多分100年ぶりに今の空気にさらされたもの。痛んでいない物を70個ほど揃えることができた。八十碗というのは蓋と身が入れ子になっていて、飯碗、汁碗とそれぞれの蓋は皿としても使う。田舎の人はこういう道具は面倒がって使わない風潮が有るのだけれど、やはり塗りの物は良い。

こんな大惨事のあと、お祝いの行事を自粛したい気持ちにもなったけれど、準備済みのものをキャンセルする訳にも行かないし、良い方法とも思えなく。前前日、地元の和尚様たちは托鉢をして義援金を集め、当寺院としては、檀家さんから集めた協力金と参拝者の方からのお供えの一部を義援金として寄付をした。

今後も何かで来そうな事、アンテナを張っておきたい。

武田邦彦氏の原発災害特設サイト、具体的な情報が毎日更新されている。
★原発 緊急情報(37) 明日(29日)と明後日(30日)の被曝予想