イラクサ:刺草

さっき届いたメールマガジンの、swissinfoの、春の山菜イラクサを食べると言う記事が目に留まった。この前スイスに暮らす友人と久しぶりに京都で会った時「イラクサから糸とってみたらどう」なんて話していたのをふと思い出した。今日はギター教室の日で、鳥取から帰る途中道ばたに大きく伸びたヤマオ(イラクサ科)が目に止まり、わざわざUターンして野生の苧麻の初採りをしたところだった。時期の物だから話題に上ったり、目に留まったりするのは当たり前なのだけれど「ご縁」がうれしい。私がアンテナを張っているのだから当たり前なのだけれどね。なかなか面白い記事だった。「イラクサ」を食べるの中から引用


ヨーロッパでは12世紀から17世紀にかけこの茎が繊維として大いに利用され、太い縄や、絹が到来するまでの布の基本原料になっていた。「実は第2次大戦中、ドイツ軍は軍服にこのイラクサの繊維を使っていた。そのカーキ色が最適だった」

*追記
実は、第2次大戦中この辺の農家では、日本軍に山のカラムシを供出していた。

 

 
あの触ると激烈に痛くなるっていうアレですね。そういえばグリム童話に出てきました。白鳥になった7人のお兄さん王子の魔法を解くのに、妹のお姫さまがイラクサで シャツ作るんですよね。

そうそう、おもいだした。イラクサで手を傷だらけにしながらお姫様がシャツを編む、、、あむ?
織るじゃないのか?。。子供の頃の想像図は、なぜかシャツを鍵針で編む図だ。織ると言う事を知らなかったのだ。

一年ぶりに採った野苧麻の皮を剥く。久しぶりのさわやかで懐かしい、とても良い香りがした。