東福寺へ



京都へ行っていました。27日午前10時半頃、京都国立博物館 長谷川等伯展、待ち時間120分。。。で、さっさと東山通りに戻り、東福寺へ向かう。京都時代、主には東山通り界隈をうろついていたのに七条から下には行った事が無く、東福寺ははじめてなのだ。

万丈に上がる階段と手すりの木が、つるつるに角が取れている。スリッパを勧められたが、歩くたびに脱げるので脱いでしまう。角の取れた廊下の床板が靴下を通して足の裏に伝わる。滑らかでやわらかい。

さてさて目的の庭を見る事にする。市松の杉苔の盛り上がりがすごい。小雨が降り苔が瑞々しく美しい。雨降りもなかなかいいものだ。橋の下を覗き込むと、おおいかぶさる青紅葉のはるか下方に、小川がちらちらと見え隠れしている。