花冷え

yamazakura 
someiyoshino

ここのところの寒さで、上の山桜は散りもせず、下のソメイヨシノは熱風の吹き荒れた日にぷっくりつぼみを膨らませたままで咲く事も出来ず寒さをじっとこらえている。わたしは、何時に無く長引いている風邪か花粉症(なったことはないんだけど)か区別のつかない咳と鼻水に悩まされて大きなマスクが外せない。マスクをしたまま眼鏡をかけると、自分の吐く息で目の前が真っ白に曇る不便さにいちいちいらついてしまう。天気予報では26日頃また冷え込むらしく、北の日本では雪だるまマークが並んでいるけど、なぜか飛んで松江にもちっちゃい雪だるまが表示されている。豊岡の予報にはそんな気配はないけれど、鳥取に近いところだからひょっとして又冷え込むのかも。

彼岸ぼけで、(そんなぼけがあるのか。。)経糸を七尋の計算だったことをすっかり忘れていて八尋で整経してしまう。当然糸が足りなくなる。またやってしまった。戻ろうにももう戻れない。仕方が無いので足りない分をまた紡いでいる。

一緒に倉吉絣を勉強した友人と、保存会に入ろうかと話している。まだ解らないけれど、古い絣の柄の研究などもしてみたいとか、それから、ガラ紡の小さい機械を使って糸を紡いでみることとか、春が来ていろいろなことが始まろうとしている。