ほうじ番茶

毎朝、アルマイトのやかんでほうじ番茶をわかす。このお茶は和尚さんが天竜寺の僧堂に居る頃からずっとらしい。無くなると一箱まとめて注文する。法事などのお寺参りのあと、おかきとこのお茶を出すのだけど、みな「お寺のお茶は美味しい」と言ってくださる。やかんが古くなって一度別のやかんで煮出したことが有ったけれどなぜか味が違うと感じた。ステンレスではなぜだか美味しくない。沸騰して火を消して2時間ほど置いてさめた頃から美味しくなるようだ。だから少し早めに沸かしておく。5ℓのやかんで沸かすので、気温にもよるが、一時間ほど置くと60℃~70℃の飲み頃の温度になる。

この前久しぶりに茶粥を作った。随分前に作ったときはお茶を袋に入れてお米と一緒に炊いたのだけれど、今回は沸かして置いてしっかり美味しくなったお茶を使い圧力釜で炊いた。ダイエットの効果も期待して軽くおかゆでものつもりだったのに、美味しくてまた食べ過ぎてしまった。これではこまる。まあ、美味しい事は良い事だが。そんな訳で、今夜もおかゆにしよう。前回はお米の6倍量のお茶で炊いた(六分粥というのか?)今度は10倍量の五分粥にしようか、、、いや、20倍の三分粥にしておこうか。お番茶と梅干しは、急に寒くなったこの時期にはもってこい。胃腸にも優しいのでもってこい。でも、おいしくて食べ過ぎだとどうなのだろう。。。

わたし流ほうじ番茶の入れ方/角田香勢園ほうじ茶+アルマイトのやかん
アルマイトのやかんでお湯を沸騰させて、茶葉を入れたら煮出さずにすぐに火を止める。そのままさまして置く。常温になる頃には美味しくなる。暖め直すときは沸騰させないように注意する。茶葉の量は、2ℓの場合は一つかみ(10gくらいかな?)4ℓほどで二つかみ(20gほど)

浸出条件による タンニン÷アミノ酸の比率
京都嵐山 角田香勢園

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