雨の日にあれこれ

スイス 
パウルクレーセンター建築模型


役に立つかもと買っていたおもちゃの織機が、思いがけず大人気だ。ドイツの幼児教育用の織機を形だけまねして作ったみたいで、小さいのはいきなり部品の羽がおれてしまったけど、そこだけけよけて糸を張り、昨日一人の子供に貸してあげた。子供はすごく覚えが早くてびっくりする。良い機会だからそろそろ、手織一日体験教室でもやるかな。幼稚園児からお年寄りまで。特にお年寄りにはやってほしい。私が織を始めたのも高齢でも現役が多いからだから。(というか、若者はまだまだ少ない)その中からもう少し本格的にやりたいって人も生まれるかもしれない。

小さくてもちゃんとした織機は数万円も掛かるけどそんなには予算も無いのでお遊び感覚で買えるくらいの物で、持ち運べて、扱いも簡単なものを探した。ドイツのはニック社おりきイネス。小さいスージーってのもある。日本らしい機の形をした物は少ないのだけど、京都大石天狗堂にこんな機が有った。大石天狗堂(1800年(寛政12年)創業、、まあすごい)
百人一首とカルタと花札の老舗らしい。貝合せなんてのもあって、ついそっちの方に目がいってしまう。ちょうどさっき届いて組み立ててみた。ボンドで貼付けたりと安っぽいのだが、綜絖と筬をかねた筬そうこうという道具がしっかりした物なので安心した。ちょうど20cmのハープ卓上織り機用(¥15,000)の10cmに経糸32本の筬そうこうが¥1,900ほどなので、枠が1,000円と言う事になる。これなら遊びで買える値段かな。あと、40本43本があり、糸に合わせて取り替えて使えそうだ。とまあ、こんな事を考えるのは、何よりも楽しい。

が、実はこんな事をしてる場合じゃなかった。3日4日の開山忌の準備をしなくては、織道具を置いた部屋を明け渡さねばならなかったのだ。

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