生産調整

大手企業が生産調整を行い下請けの企業は有る月の生産量は前年の一割に落ち込んでしまった。最近になって生産調整が一段落して、前年の6割に戻ってきたことを、そろそろ景気が上向きかなどと言うニュースで伝えていた。大企業は、生産調整でしわ寄せを下請けにまわしてさらに人も切る。下請けの企業はしわ寄せをもろにくらいつつも、トップと従業員が顔の見える距離に居るちいさな会社ほど、トップが身を切てでも従業員を守る。生産調整のために生きて行けなくなった人が居たかもしれない。数字だけを見てばっさりと切り捨てる企業のあり方に疑問を抱いてしまう。これが正しい経済活動のありかたなんだろうか。大企業のトップも小さい企業の従業員も、人間として生きて行くために必要な物はそれほど変わりはしないのに。