機まわりとか

絵絣の型紙と、ひな形と、ひな形の反物展開図と、経糸が切れたときの修理用の糸と。この前学校に行った時先輩がこうして絣の型紙をぶら下げていたのを見てまねしてみる。そうか、此処なら織るときに邪魔にならないのだわ。柄を一方方向に並べたいのでひな形を切って反物に展開している。方向を間違えないように織るごとにチェックをする。

柄密度が窮屈な感じがして、リピートの寸法を急きょ変えた。ひな形も見本織を写真に撮ってフォトショップで加工している。リピートの変更もちょっといじるだけですむ。便利なものだ。着物の完成図を頭に入れながら織り進む。

緯絣を織り込む。両サイドの合い印がぴったり合っているのになかなか柄が合わない。嫌々絣くびりをしているのがバレバレだ。そう、私は絣くびりがとっても苦手。未だ種糸との相性が悪くていちいち納得しないままくくり続けているからストレスがたまってなかなか進まない。「間違いなく此処を括るのよ!」と言う安心感が欲しい。ただ、辛抱が足りないだけかもしれない。いずれにしても絵絣を織る上で、これが一番の問題だ。
絣の正確さには、間違いなくその人の性格が表れる。アバウトな性格の私は何度やってもアバウトな形になる。改善したい。いや、改善しよう。

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