整経台に細工をする


機に上げて既に3ヶ月になろうとしている、麻の暖簾。学校に放置して2ヶ月になる携帯電話。しかたないにもほどがあるというものだわ。学費も溜め込んですみません。お彼岸がすんだら一度行きますが、10月初めにまた行事が有るので落ち着いて行けるのは8日の田井のお祭りがすんでからになりそうです。

緯絣の糸作りに手間取るのは、慣れていないせいでスムーズに事が運ばないことと、道具が寸法に合っていないこと。1cmに18本の密度の絵柄だと、40cmの幅で5cmの柄の種糸の総長は36mになる。今回の麻は、27mだけど、やはり1cm分くらい足らなかった。普通の整経台ではとても足りなくて教室では2台つないで作業をする。家ではそうも行かないので古い整経台に良くしてあるように、間あいだに釘を打とうかとも考えたがもっと良いものがあるんじゃないかと考え、なんとか利用出来そうな金具を見つける。ステンレスなので強度は十分だろう。ただ木の幅よりちょっと広かったため横向きに取り付けられず、左右をともに必ず受けになるように上下逆に取り付けなくてはならなくなる。すべて取り付けてから気がつき半分付け替えた、おかげて整経台に無用な穴が開く。

このアバウトな性格。早く直さねば。
ああ、それと、ステンの角は結構滑らかでは有るが、糸が切れないか少々心配。念のため保護材を考えておかねばならない。

JUGEMテーマ:染織