ゆがみ

夕方には次の糸を掛けられそうだ。後少しになってから数ミリの生地のゆがみが気になる。筬かまちの支え、綜絖とそれを吊る棒、高さ、ふみ木との間隔、緩みすぎた糸の直し。織り上げた布の巻き直し。すべて直して正常になるが、どうしても柄が左寄りになるのは自分の体のゆがみ。中心が左に寄るのを防ぐために織り始めに白い糸を挟む。

柄をきれいに織るために筬に通した糸の幅、39.7mm~40.0mmが保持できるように織り進むと、軽いうち込みで糸が入ることに気がついた。じっくり考えればすぐにわかりそうなことを、今の今まで気がつかなかったとは。。。こんなことを繰り返しながら、少しずつ身に付いてゆくのですね。開始予定より3日遅れ、終了予定にちょうど29日。

「もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」