ユ・ビ・キ・タ・ス

ユビキタスという言葉は、ラテン語の宗教用語であり、「神はあまねく存在する」という意味である。
ユビキタス社会とは「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」がコンピューターネットワークを初めとしたネットワークにつながることにより、様々なサービスが提供され、人々の生活をより豊かにする社会である。

へーそうだったんか。ってしばらくこんな事ばかり考えていたら知恵熱で頭が痛くなった。よくまあ,こんなにこうごうしい名前をつけたものだとちょっとあきれている。
竹宮恵子の「地球(テラ)へ」を思い出した。

町民が解らないのをいい事に、何か怪しい事をもくろんでいるのに一言言わねば気が済まない。あらゆる資料や記事を収集する。解りにくい専門用語ばかりの国の計画書を読んでみる。まずは自分が理解せねばお話しにならない。それから、技術の比較。問題点、この町の置かれている状況。過疎地の情報格差の解消の方法等など、あっちこっち行き来しながら調べまくる。民間の関連企業に質問のメールを打つ。

次世代ブロードバンド戦略2010 官民連携によるブロードバンドの全国整備

しまいには,なんでそんなに、国を挙げて躍起になるのか解らなくなって来た。技術の事ばかり、他の国より抜きん出ることばかりが目につくけれど、何をするために、誰のためにかがさっぱり見えて来ない。情報格差0人ではなく0%のマジック。ワンセグ携帯、地上デジタル、CATV、パソコン。無用な情報は過多、有用な情報は過少。

この国は何がしたいんだろう。。。等と考えていたら、また偽装。今度は古紙ですか。そう言えば古紙80%なのにやたら真っ白な紙が有った。日本の企業には倫理とか道徳とかなんて無いのか。お金がいちばんなんですね。公の場所ではご立派な建前で、水面下では利己主義の本音で生きてる。環境とか,エコとかも直ぐになんでも御金儲けに利用する。

わたし?
私はゴミの分別が苦手で時々パニック起こしたりしますが
ペットボトルのドリンクだけは買わないと心に決めています。
願わくば近い将来地域に根ざし
自分の技術を役立ててもらえないかと
修行の日々です。


ICTが人間を幸福にできる道具の一つであるとしたら、日本の政府にその未来社会へのビジョンはあるのだろうか。もしどこにもないとしたら、我々の住むこの国は、何のために巨額の投資をして、ICTを進めているというのだろう。魚を与えるのではなく、魚の取り方を教えるのが本当の自立を目指す道のはずだ。 ICTを、技術面だけでなく、社会全体を良くする道具として、もっと鍛える必要があるのではないだろうか?

【ネット時評 : 関根千佳(ユーディット)】
EUが打ち出したe-Inclusion政策より抜粋  全文はこちら

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