絣を教わりたい。

倉吉の短大で、「倉吉絣研究室」というのがある。倉吉がずりの保存と伝承のために設立されたようだ以前からあったけれど、その内容を知ったのはつい1年ほど前のこと。週2日の受講で1年間。研究室の機で絣を教わる。最近各地で手仕事の伝承のため、織人を育てる動きが盛んだ。ただそれらの主は、その土地に住まい、寝食を共にしながら技を身につけるというものだ。独身時代ならちゃっちゃと動けるが、今はそうはいかない。丹波布伝承館も結局そういうことで伝承生にはなれなかった。短大の週二回のカリキュラムなら通いも出来そうだし、もともと倉吉がすりの機を譲り受けたのがそもそものきっかけなのだから、織り機も喜んでくれるんじゃないかな。
とは言っても、月々の受講料のことと、そういえば、2003年から何かと新しいことをやってきて、今年くらいはおとなしく、いろいろなことのおさらいでもしようと思い、3月31日の締め切りを待たずに来年に持ち越そうかと思っている。それまではこの本をじっくりと読んでいましょう。