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カテゴリー: 紡と織

手績みの練習

糸をつなぐってどうやるんだ??。教えてもらうのが待てなくて、教科書を見ながらやってみた。なんとなくそれらしくつなぐこつはわかったみたい。ふと思い立って、すぐにできるように、枕元においている。総を作るために抜いた糸も、ついつい、その場でつないでみたくなる。
これでまた、布を織ったりしたら(例に漏れず、いつのことやら..です)完璧だ。

苧麻

25日、以前から行きたかった青土さんという宇治の生地屋さんへ行く。前もって送っていただいた生地見本をみても、ものつくりに向かう気持ちが伺えて、行く前からテンションが高かった。桜の木屑も台所でどっかりと染めてもらえるのを待っている。(さもなければただのゴミ)庭の梅も選定しなくっちゃね。

ちょうどこの日はお初天神さんで、社長さんはお留守。「天神さんから始めた仕事だから、今でも必ず社長自ら行ってお店を出すのですよ」と。

染め草の話

三島の紺屋さんのお話の第二弾が届きました。
写真は欅の木の幹による染色の色見本。
(山崎青樹著 草木染め染料図鑑より)
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染め草のこと
井上  一 雄

今から十数年前、伊豆、田方の農家や天城山のふもとの村を歩いて、植物染料に何が使われたかを、古老から聞いたことがある。山家の人は山の草木を、里の人は里にある身近なものを主にして使っていたと、簡便な返事であった。それらを「染め草」といつて、その染色方法も母から娘に、娘からその子にと伝ぇられ、染めつがれて来たのだった。

染め草の主なものをあげると、榛(はん)の木、やまもも、栗、くぬぎ、あかね、くちなし、もっこく、梅、わらびなどである。多種多様な植物が使われており、中でも潟ヶ島の奥の持越で、桐を焼いて炭にし、それを粉末にして水にとかし、僧侶の衣にみる墨染を染めていた話を聞いた。古い時代の染色が明治の頃まで行なわれていたことがしのばれた。素朴な暮らしの中で、身近にあるものを使い続けてきたわけである。草木染の色、そのやわらかさ、あたたかさにわたしは教えられる。その染めの世界について語りたいと思う。

草木染仕様 欅

欅の落葉は、水洗いをして砂やごみをとる。カマ(鉄分の出るものは避ける)で煮る。沸騰してから二十分から三十分煎じる。液をとったらさらに水を加ぇて再び煎じ、三回程くり返して染液をつくる。出来上った染液を漉して糸を浸し、五、六時聞置く。糸は水にぬらして充分脱水し、染液の吸収をよくする。媒染をする。媒染とは、発色と堅牢度をたかめるために行なうものである。媒染剤には、鉄、石灰、みょうばん、硫酸銅などがある。

資料提供 髭Gさん
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と此処まで書かれていて、どんな色がでたのかは記述が無かったが、早速、山崎青樹氏の書かれた図鑑で調べてみた。「落ち葉」を使ったものではなく木の幹で染めた布見本の写真が有った。よく染まる素材らしい。落ち葉の染めの話は以前「桜の落ち葉で染めるときれいな色がでるよ」と、伝承館で知り合った方に教えていただいた。が、まだ試してはいない。幸い大きな欅が有り秋には絨毯を敷きつけるほどの落ち葉が手に入る。今年の秋にはきっと染めてみよう。私の「染め草」が一つ増えた。どんな色がでるのか、今からとても楽しみだ。

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