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月別: 2014年9月

ちょっと思い出して

もう一つの綛くり機

2005年にジュネーブの蚤の市で購入。行った頃にはもう夕暮れが迫っていて、氷点下で寒くて寒くて、もうそろそろ店じまいのところも有ったりして,駆け足で見て回り写真もあまり撮れてなかった。よほど買おうかと思ったアンティークのリネンの白のドレスシャツやら、壺やら、分厚い本やら。かなり広い場所でたくさんお店が出ていた。

一番気になったのは古い糸車で、可愛い赤い傘がついていて、ドレスを着て糸を紡ぐ中世の女性を想像した。どうやって動かすのかとしつこく見つめていたら、おじさんが動かしてみてあげようと言ってくれたものの、四苦八苦して結局動かせなかった。今だったら私がささっと調整して動かしてみてあげるんだけど。そして今なら迷わず買って帰るだろう。綛くり機は初めて見る形だった。実に可愛い。これくらいならば持って帰れると思い値段交渉して少しまけてもらった。

道具のこととか

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スイスの友達に頂いたヨーロッパの綛くり機は何かと便利で、今こんな風に使っている。

バネの有る硬い糸を績みつなぐ時つないだ糸をためておくとつないだはなからほどけてしまうので、糸車の横に置いてつなぎながらすぐに撚りをかけている。両手が塞がるのでこの場合の糸車は洋式。この前北海道の友人から亜麻の乾燥した茎を頂いた。今未だ手を付けていないけれどリネンも上手く表皮が剥けて苧麻のように長い繊維のまま糸に出来ないだろうかと考えている。ほとんど目にするものは櫛で梳いて短くなったものばかりなのだけれど。

この形の綛くり機はもう一つ持っている。そちらはスイスに行った際ジュネーブの大広場のマーケットで身振り手振りで値切って購入した。本当は古い糸車が欲しかったがとっても持って飛行機に乗れそうにも無くあきらめた。形も美しく分解出来る綛くり機は初めて見る形でめずらしかった。友人の家に帰ると思いがけず同じ形の綛くり機をプレゼントしてくれた。上部の丸い受け皿は、巻途中の毛糸玉をのせておくのではないかとおもう。アームを伸ばせるのでちいさな綛からけっこう大きな綛も掛けることができる。自立してコンパクトで玉置きもついてて、眺めているだけでも癒される。

鋏は美容師さんの使い古しの鋏で,すこぶる良く切れる。先端の切れ味が最高に良い。そんな訳でいつ役に立つかもしれないものも,持っているととっさに役に立つ。

 

麻糸と手漉きのはがき

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麻の糸を玉巻にするのに糸が滑ってどうしようもないので、芯にする滑らない紙は無いかと探したらものすごく滑らないいい紙を見つけた。10年前くらいに自分で漉いたはがきの一番汚れていたのをくるくると巻いて芯にすると思った通りいい調子。はがきの束を広げてみると、こんないい感じのものが残っていた。10年前、きれいなものを選って残った出来の悪いはがきだったけれど、年数を経て灰汁も落ち着いて、枯れていい感じじゃないか。そんな訳で,もったいないので芯は別の紙を探す事にした。

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この紙は蓬で暖簾を染めた時、煮出した残りかすの葉っぱを半紙とまぜて漉いたものだ。その時鉋屑の煮出したのやらつなぎを入れたらなかなか良さげな紙になった。バラの花びらだけで漉くと,ビロードの様な手触りの紙が出来ると聞いた。未だ試していないので機会があればやってみたい。ところで10年経っても蓬の煮出しかすの茎や葉にかすかに緑の色が残っている。大きなシダの葉は生で漉いたので茶色に成っているのに。灰汁煮出しの結果、色が定着したのだろうか。苧麻の緑を変色させないで残すのに参考にしよう。

道化の記憶

 

 

懐かしい本が手元に届いた。ぱらぱらとページをめくり見覚えの有る挿絵を懐かしく眺めていた。

実はこの本の中にもう一つ大きな期待が有ったのだけど、それが実は私の大きな勘違いだと気がついた。

 

道化の短編の物語が別に収録されていると思い込んでいた。

その物語はプロローグで始まりエピローグで終わる。

道化の挿絵ももっと大きなものが1ページに描かれていたように思う。

ところが,どこを探しても無い。

ガラスのくつの中の7章に王子と道化と有るけどそれでもない。

 

道化師、ピエロ、パントマイム、マルセル・マルソー、天井桟敷、

そんなもので、頭の中がいっぱいだった少女の頃の曖昧な記憶。

いったいなんだったのだろうと、検索で調べてみたが出て来たものは。。

 

組曲『道化師』(露: Комедианты)作品26は、ドミトリー・カバレフスキー

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=道化師_(カバレフスキー)&oldid=47552788

構成[編集]
第1曲「プロローグ」
第2曲「ギャロップ(道化師のギャロップ)」
第3曲「行進曲」
第4曲「ワルツ」
第5曲「パントマイム」
第6曲「間奏曲」
第7曲「叙情的小シーン」
第8曲「ガヴォット」
第9曲「スケルツォ」
第10曲「エピローグ」

構成の最初と最後は同じ。本の情報などはは一切無い。

 

どなたか、ご存知有りませんか?

 

 

 

国際アンデルセン大賞名作全集2 ガラスの靴

ほぼ30年くらい探し続けていた本を見つけた。。。30年。。長かった。
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『ガラスのくつ』
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