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月別: 2008年2月

職人さん

この前、杼(シャトル)の記事に書いた「長谷川杼製作所」さんの仕事がBSiで放映されていた。絶妙なタイミングに驚く。職人さんの仕事場を見るとなぜかほっこりする。それはきっと、小さい頃おじいさんの畳仕事を見て育ったからかもしれない。

「この仕事で食べてはゆけないから弟子は取らない」と言う。おじさんが仕事ができなくなったら穴をくりぬく手動の大きな機械ももう動かす人が居なくなる。糸を通す穴に取り付ける、小さな小さな清水焼きの部品は既に作り手が居なくなったそうだ。

織り機の竹筬はもう既に日本では作れなくなった。でも私たちはやっぱり竹筬が使いたい。有志が集まって復興しようと言う動きもあるが、一度途絶えてしまったものを興すのは容易なことではないようだ。できることなら、長谷川杼製作所の機械が、これからもずっと動き続けることを願う。

JUGEMテーマ:染織

BiND for WebLiFE 初回限定版 Macintosh版

染や織やのホームページを。最近はデジタルステージの「ID」で作っているのだが、そろそろ、「BiND」を使おうかとお試しバージョンいじっている。「ID」でのサイトもこれが最後と思い、ナイス BiND & ID サイトというのに応募したら、20日頃に紹介されていたようだ。ありがとうございます。いつもはそれほどアクセスもないサイトなんだけど、なにやら騒がしいので調べたら、おすすめのページからリンクされていた。なんだかちょっとうれしいが、いじりかけてほったらかしの部分も有ってそれが残念。4月になったら「BiND」を使って全面改装をするつもり。できればこのブログもBiNDのサイトに入れたいのだが、RSSをどう組み込むか検討中。(MacのiWebはブログの作成ができるのでそれを利用するか。。)

織る

柄が経にのびる。あれこれ試行錯誤を繰り返すが、どうしても緯の糸が入らない。。やむなく数カ所糸を抜く。細かいところに色が入っていないが、ぼんやり形は見えているからよしとする。

上の画像は機の上に引っ掛けて吊って見ているので布地が透けて白い色はさらに白く、藍部分はさらに濃く見えているが、実際はこの色。絣足のあら、染まり付きの悪い部分が目立つ。もっときれいに織りたいものです。厚地にこだわってきたが、薄い布での絵絣のインテリアも考えてみたい。

早く織りたくて柄の連結も向きも間違えてる。織りながら見ているのは裏だから左上がりの柄にするなら右上がりに織らねばならない。それに、2柄が一組の組み方も逆。小さい四角がベタと一本おきと2種類にしたので管巻きの準備も慎重に、小管に印をつけておく。相変わらず柄の端が分からなくて何度も巻き直す。

JUGEMテーマ:染織

梅の花

お正月に切り花にした梅の花が咲き始めた。庭の木のつぼみはもうちょっと固いのだけれど。
今朝、本堂の裏の天神さんの前を通りかかると、祠の扉が開いていた、中の扉も開いてご本尊がきりりとこちらを見据えておられる。。。はて、雲さんが御開庁したのか?。。。いいや、今日は天神さんじゃない、弘法さんだし。お初天神は2月25日、ちょっと早いじゃないか。。。と、天神さんの前で首を傾げる。

雪はまだ消えないけれど、今日はすこぶる上天気で、ようやく春めいた空気が流れている、閉め切っていた窓を全開にして家に春を呼び込んだ。一気に春めいた様子に、天神さんも早めにお出ましになったのだろう。花が咲き始めた梅の枝を花瓶に入れて天神さんにお供えした。

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木の道具と作業

DSCN0001

絣糸を分けるための「水振り」という道具についている漢字のカウンターは、時計のように針が回って100回目に小窓の数字が一つ増える。ところが七から八に変わるところで止まってしまった。しばらく廊下に放置していたせいで木が膨らんでしまったと思われる。反面、織り機は、ファンストーブの風をもろに受け、乾いて所々がたがたしている。学校の整経台もエアコンのせいでがたがたしている。織り道具には乾燥は禁物なのだが、過ぎてもいけない。木の道具は生きている。

課題の緯絣もなんとか機からおろして、機の掃除をして新しい綜絖枠を付け、経糸を巻いてあるちきりをセットして綜絖に糸を通している最中。綜絖枠は短いものを4枚購入しておいた。新しいワイヤーヘルドは今までのものよりしなやかで細くて軽い。機の膝あたりにあるローラーのガイド?と思われるものを利用して踏み木にセットすると綜絖枠がぶれずにスムーズに動いている。道具を自分で使いよいようにいじるのはたのしい。ついでにお古のシャトルの動きにくい駒もヤスリときりで直したり、土壇場、のはずなんだが。。

ゆがみ

夕方には次の糸を掛けられそうだ。後少しになってから数ミリの生地のゆがみが気になる。筬かまちの支え、綜絖とそれを吊る棒、高さ、ふみ木との間隔、緩みすぎた糸の直し。織り上げた布の巻き直し。すべて直して正常になるが、どうしても柄が左寄りになるのは自分の体のゆがみ。中心が左に寄るのを防ぐために織り始めに白い糸を挟む。

柄をきれいに織るために筬に通した糸の幅、39.7mm~40.0mmが保持できるように織り進むと、軽いうち込みで糸が入ることに気がついた。じっくり考えればすぐにわかりそうなことを、今の今まで気がつかなかったとは。。。こんなことを繰り返しながら、少しずつ身に付いてゆくのですね。開始予定より3日遅れ、終了予定にちょうど29日。

「もののふの矢橋の船は速けれど急がば回れ瀬田の長橋」

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