羊に会いに

糸紡ぎを見ていたおばあさんが、昔羊を飼ってて、毛糸を紡いだ事も有るとおっしゃる。田井を抜けもう一度海へと向い小さなトンネルを抜けると遥か下の方に一つの集落が見える。三尾(みお)という、浜坂の代表的な観光名所で、釣り場としても有名な場所。少しだが羊を飼い毛を刈り集荷場に出していたのだと聞く。ひ、羊かぁ、、此処のところ気になってしょうがない羊、、そうだ、「 兵庫県立但馬牧場公園」の羊に会いに行こう。牧舎には鶏とウサギ等と一緒に羊とヤギが居た。羊はコリデール一種。雌が11頭、雄が2頭、子供が1頭。こんなにたくさんの羊に会ったのは生まれて始めてだと思う。しかし、何ておとなしいのだろう。

他にはヤクすこしと羊いろいろが生活している。羊やヤギに話しかけてみる「こんにちわ」あまり大きな反応はない。でもじっと皆が見つめている。こちらもじっと見つめる。長い間その場所に居た。羊もヤギも餌の時間だと思ったか、近寄ってくる。手を出すと甘噛みしそうになる。いっせいに皆が鳴いたので振り返ると、牧場の方がやって来た。。牧場公園の課長の浦本さん。行く前に電話で羊の毛の事を聞いていたので、倉庫に残っていたはずの毛を探しに来て下さったところだった。やや興奮気味に質問攻めをする。丁寧に色々教えて下さった。そして残ってた原毛を一袋下さって、事務所近くまで運んで下さった。私はもう一度牧舎に帰り、気が済むまで羊の側に居た。

*横の瞳の画像追加
ヤク?ヤクって羊?