海に浸けた葛の蔓のその後

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葛のつるを、波がきれいに洗ってくれた。でも。。絡みすぎて、ちゃんと糸になるまでどれくらいかかるだろう。。
てまひまは、惜しむべからず。

そうなのだ。発酵しすぎて。手におえなくなったので、だめ元で海に浸けに行ったのだ。確かに洗う手間は省けたが,こう絡んでいては始末におえない。巻き取り発酵させた蔓は、流れの有る大きな川で、長い蔓を流しながら表皮を採るのが良い。家の川とではどうも距離が無くて何かとしづらい。海は良いが寄せては返すうちに絡んでしまう。今度もう一度採取できたら、大きな川まで持ってゆき洗おう。もうその場所も見つけてある。

しかし、海ざらしはかなり良いとおもう。布に織り上げてからやってみたい。この地方なら冬の寒の時期、雪さらしと云う手も有る。暮しには厳しい自然も、モノ作りにはもってこいなのだね。