手織りの参考書

去年の11月に出版された新しい手織の本のなかに、糊付けの方法が記されていたので早速試す事にした。実は、こういう事が一番大事なのだが詳しく書かれて居る本は少ない。様々な織の手順も写真と図解付きで実に解りやすい本だと思う。

今回は一番糊の小麦粉の種類、絹の紬糸の方法を参考にしたのだが、綿の糸と言う事と、二番糊のでんぷんの種類に疑問が残るが、まず自分で経験してみよう。今日は雪に変わるらしいが、早朝からそんな気配もない快晴。一番糊から二番糊まで、手紡ぎの糸をあまりさばかない方法は、手紡ぎの糸をいためる事がなくて良いような気がする。多分一番の小麦粉で経の強度を持たせて、二番糊のでんぷんで表面を被い糸離れを良くするのだと思われる。まあこれは実際織段階までわからないけれど。夜までには整経が出来るだろうか、楽しみだ。