手に出会う

teaさんの手際の良いスピンドルさばきを見せて頂く。「氣」の行き届いた美しい動き、、まるで楽器を演奏している様だと思った。そう、形で言えば「左利きのチェロ弾き」。糸を引く左手は弓を引く形のようで。。。

彼女から一本のかんざしのような手作りのスピンドルを頂いた。しっかりと目に焼き付けた手の動きを思い出しながら、無意識に動かせる様になるまでしばらく練習です。


午前中明日に備えて餅米を浸けて、午後に鳥取に向った。ブログで拝見している彼女の手しごとは、ほれぼれするほど手際がいい。こんな年末の忙しい時期だから、ご挨拶だけでもと思い、庭に咲いていたお花を手みやげに出かける。でも、ちゃっかりこの前買ったスピンドルも持ってた。ちょっとだけと言いながら上がり込み、お母様にご挨拶。珈琲とお菓子までごちそうになってしまう。お部屋に有った丁寧に修理された糸車は、お父様が一度解体して傷みを直し手作りの紡錘を取り付けたものだと聞く。むむむ、しっかりと血は受け継がれているのね。