庭作りのお手本は東福寺

排水設備が無くて雨が降るとあちこちずるずるに滑りまくる庭をなんとかしたいと考えた時、東福寺の庭の写真が記憶の引き出しから出て来た。(実は長い事、京都に暮していたのに行った事が無かった。)四角い石は比較的安価で、最初は市松にしようと思ったのだけどどう考えても歩きにくいので並べる事にした。「さて、石段から本堂までの石。。。一対何個要るんだ。。。」で、とりあえず菱に置けば少ない石で一本の道は出来るからと試しに置いてみたら結構良い。最初しっかり埋めていたが、途中でへこたれてしまった。雨が降ってみると、川になる地面では、ちょっと高く置いた方が良かった事に気がつく。

長く時間が経つと敷石を置いた側から苔が生え始めている。まずは苔が縁取る参道にしようと考えた。一枚390円の敷石は、私一人でも持てる重さで、(これが長方形の2個分のものだと重くてたいへん)地道に続けられると考えた。置き換えた石の縁に生えた杉苔を石の間に移植しながらぼちぼち進行中。

東福寺
龍安寺
天龍寺