台風対策


台風は松江市の北北西190km。午前9時頃より風が強くなった。空は晴天。風がなければ蒸し暑い夏日の様だ。風で残りの綿の木が倒されないように、昨日竹で手をして来た。幸いもうほとんどの綿を摘み取っていたので、実が残っている木は半分ほどになている。持っていった竹もそう多くはなかったけれど、なんとか足りた。ただ、茶綿と緑綿はまだ一つより収穫できていない。数えたら、緑綿は20個、茶綿は15個ほど残っている。

3種類の綿を並べてみる。明らかに糸の様子が違う。白い和綿は腰が強くてぎゅっと握ってもすぐ元に戻る。「ふとん」には、このわたが最適なことが本当によくわかる。明らかに米綿の葉っぱだった緑綿の方は、まるで絹のように光っている。糸はつるつるしていて柔らかで腰が無い「猫毛」。問題は茶綿。葉っぱは和綿と同じ紅葉のような形だったが、木と実は少し大きめ、綿の質はちょうど、和綿と米綿の中間のような感じ。白い綿をよく調べると、腰が無く光沢の有るものが部分に少し見つかる。もしかすると交配しているものが有ったのかもしれない。

つるつるした米綿は、うまく綿くり機が回らず空回りする事が有る。日本の綿くり機は和綿用に作られているからだ。急ぎ母に電話を入れ、選別するまで綿くりを中止する。