ルーシー・リー(Lucie Rie)

恵文社一乗寺店よりルーシー・リー(Lucie Rie)の本が届く。
同じ本、アマゾンでは日本語訳のものではなかったが、恵文社に日本語訳のものがあったので、2冊ともこちらで購入。彼女の生きて来た歴史を追いながら、数々の作品が紹介されている。228P中に作品写真は約150P。使いたくなる美しい器が並んでいる。こういう器をみると、作りたくてしょうがなくなる。染織ではなく陶芸に進めば良かったとしばしば思うが、造形に、不器用な手である事は自分が一番良く知っているので、進学時の候補に上がらなかった。もう一冊購入したのは写真入りの帯が付いていた。装丁のデザインを無視した「おび」が大嫌いで、直ぐに取っ払ってしまうので、リユース時に価値が下がる(売りはしないんだけど)最近は無くならない様に表カバーの下に隠すことにしている。カバーを取っ払うと、美しい白磁のような白だった。(またはレシピノートの白か。。)釉薬のレシピを記した自筆の文字が印刷されている。こちらの方が美しい。カバーもおなじデザインにすればいいのに。