あけびを食べ尽くす

台所の窓から大きなあけびの実を見つけた。まだ紫色もみずみずしくて、割れた実の白さとのコントラストが美しい。採ろうと思えばとれなくもない高さだったけど、鳥も食べにくるだろうし、、採ろうか採るまいか決めかねていた。すっかり開ききった様子を、「やっぱり惜しいことをしたかな、一個くらい食べておくべきだった。。」と眺めていたら目の前のすぐ手の届く辺りに、一回り大きいのが3個、「早く食べてくださいよ」と言わんばかりにぱっくりと開ききっていた。一個は鳥に残して2個いただく。スプーンですくう様子は一見アイスクリームでも食べているようだがほとんどは種。皮は初めて天ぷらにしてみる。ほろ苦い冬瓜のような食感。ほんのり甘いほろ苦い、季節を食した。