高機

2年と半年、この機が来てから。ようやく経をかけて織り始めた。中途半端で始めると、糸をことごとく無駄にしそうで、怖くて触れなかった。自分の根気にも自信が無かったし。

怖がらずにやってみようと思うまで2年と半年もかかったと言うことだ。「案ずるより、産むが易し」と言う言葉はほんとうだわ。2年も何してたんだろう。思い出し思い出し、整径をして、180本の糸を針穴に通すような作業を3度繰り返した。心配だった根気は、好奇心と、早く完成が見たいと言う思いが補ってくれた。