いい水と、いい天気と、いい気持ち

桑の枝を刻み、煮だした染液の中で染め、アルミ媒染(明礬)、染め、干す。桑も結局3回行った。柔らかい卵色になる。目の詰まったしっかりとした青土さんの次郎丸という生地によく似合う。

「さくらは、桜色」と、先入観を持ってかかれば、おもう色が出ない事にいらだち、染まってくれた事への感謝も喜びも忘れてしまう。先入観は禁物。誰かが染めた色を見て同じように染めようとしなくてもいい。いい水と、いい天気と、いい気持ちで、ここにいる、このときの色が生まれる。

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